広島銘酒「酔心」蔵元出身の創業者山根泰二(1911-2004)が昭和10年蔵元の東京支店長として 酔心の東京販売に携わったのが当社の始まりであります。昭和24年に株式会社山根東京本社を 設立し、全酒類業務用卸を開始し、以来ホテル、会館、料飲店方面の多数のお客様にご愛顧いた だいております。昭和42年には東京酒販株式会社を設立し全酒類の卸業務も始めております。
傍ら株式会社マイアミ(昭和25年設立)、株式会社 酔心(昭和26年設立)、酔心興業株式会社(昭和28年設立)、横浜産業株式会社(昭和35年設立)、酔心開発株式会社(昭和41年設立)の順で 不動産運用・飲食店経営を目的とする諸会社を設立し、都心の一流場所に多数の営業立地を確保しました。
これら諸会社の経営する店舗の中特筆すべきは喫茶マイアミで、全盛時には全国に120店舗(いずれも直営)を擁し、戦後飲食店チェーンの先駆けとして後発会社に刺激を与えました。また、取得し た不動産の収益ビル化も平成に入って加速し、10棟を超えるビルを建設いたしました。これら不動産は当社の経営の基盤となっております。 グループのアミューズメント参入後の年月も20年を越え柱の ひとつに成長しており、飲食部門も酒類を主として提供する割烹店・居酒屋店をラインナップに加え、カフェ業態もカジュアルイタリアンを取り入れる等してその業態も多様化して来ております。
酒類卸の東京酒販株式会社と小売りの株式会社山根東京本社を擁した酒販店営業を永年続けて参りましたが、平成17年に株式会社山根東京本社が同系列の東京酒販株式会社を合併し全酒類の卸・小売り免許を持つ酒販店として新発足しました。更に平成18年初頭には本社ビルアネックスを建設し、両ビル併せて貸室の他、事務所、倉庫、店頭展示場、販売場(営業時間月〜土の9時〜6時)、ベンダースタンド(月〜土7:00〜18:00 日曜、年末年始 休)を持つ総合新社屋となりました。その結果販売場と物流 拠点が同場所に集約されより多様なニーズに対応出来る環境が調いました。
上記3会社それぞれに飲食店部門、アミューズメント部門、不動産賃貸部門があります。